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道玄坂近所で自然治癒力アップの整体をやっています。
by refresh_light
<鰻のふるさとは海か川か2>

渋谷整体おじさん昨日、鰻は淡水産と思われがちだが、産卵と幼い時期は
海で暮らしている。それも外洋の深海らしいと分かったのもつい最近の
ことだ、というようなことを記述。その続きです。

鰻は夜行性で、昼は川底の泥の中や石の間に身を隠し、夜になると動き出す。
旺盛な食欲で手当たり次第に昆虫やエビ、カニ、ゴカイ、魚なども食べる。

中でも大好物はアユ。成魚は秋に産卵のため川を下って海に戻っていくが、
子の時期の鰻は下りうなぎなどといわれ、脂がのっていておいしいと言われる。

鰻という名称については、奈良時代の歌人大伴家持の歌に「むなぎ」という
言葉がでてくる。むなぎは「胸黄」と書き、鰻の胸部が淡黄色を帯びている

ことから、古くむなぎと呼ばれていたものがいつしかなまって「うなぎ」と
なったようだ。

鰻といえば蒲焼だが、現在のように開いて蒸してタレをつけて焼く技術が開発
されたのは、江戸中期のようだ。それ以前はブッ切りにした鰻の下から竹串を

刺し、あぶって山椒味噌などをつけて食べたという。
その格好が蒲(がま)の穂に似ていたので「蒲焼」と呼ばれ、調理方法が変わ
っても名前だけは現在も続いている。 (味の素KK資料参照)

by refresh_light | 2009-08-16 16:03 | 食べ物 | Comments(0)
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