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道玄坂近所で自然治癒力アップの整体をやっています。
by refresh_light
<鰻のふるさとは海か川か>

この夏は鰻の日が既に2回あった。鰻は栄養豊富でうまいものだが、高級な
食べ物になって、度々口にすることができなくなってきた。

鰻の蒲焼と聞いただけで、ツバがゴックンとなるほどご馳走となっている鰻だ
が、鰻の産卵場というのはまだよく解明されていないようだ。鰻は淡水産と

思われがちだが、産卵と幼い時期は海で暮らしている。それも外洋の深海ら
しいと分かったのもつい最近のことだ。 どうも沖縄南方から台湾東岸沖、

あるいは一説によれば、フィリピン東方沖ともいわれる。 つまり、鰻はその
産卵場所まで海を泳いでいることになるから驚きだ。

生まれてしばらくは、レプトセファルスと呼ばれる柳の葉のような形をした
透明な身体で海を浮遊し、黒潮に乗って日本各地の河川付近に到達する
と「シラスウナギ」という稚魚に変態し、河川を遡上する。

産卵は夏から秋で、シラスとなって陸に近づいてくるのが冬から春。冬場も
特に1月から3月にかけて川を遡上する。川を遡る鰻の根性はすごいもので、

滝登りはもちろん、水の流れがなくても湿り気のある陸地をたどって山中の
閉ざされた池にまで入り込むこともある。鰻は生まれてから海での暮らしが

半年ほどで、そのあとは5~12年かけて成長する。
(鰻のふるさとは海か川か2へ続く、味の素KK資料参照)

by refresh_light | 2009-08-15 15:49 | 食べ物 | Comments(0)
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