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道玄坂近所で自然治癒力アップの整体をやっています。
by refresh_light
<昆虫に学ぶロボット3>

渋谷整体おじさん昨日、虫の筋肉を動力源に使い液体中で動くロボットの
開発に取り組み、動く秘密は培養液というようなことを記述。その続きです。

筋肉細胞をシートにしてポンプなどを組み立てれば、新たな動力源になる。
これは電源がいらず小型・軽量化に向き、微小なセンサーなどにも応用
できる。

幼虫が絹を吐くカイコガでは、オスが1キロメートル以上離れたメスの
フェロモンを嗅ぎ取り近づくことで知られる。その鋭い嗅覚を応用しようとして
いるのが、東大先端科学技術研究センターの神崎亮平教授らだ。

大きさ約30センチで、テーブルの上を車輪で動くロボットを試作。頭脳には
カイコガの頭部そのものを組み込んだ。ガの脳がフェロモンを感じると、

発生源に向かおうと電気信号を出し、これが回路で処理され車輪に伝わる。
60センチメートルほど離れた場所で、フェロモンを放つと、ロボットは迷いな

がらも約3分で発生源にたどりついた。「哺乳類の脳の神経細胞は
約一千億個あるのに、昆虫はその数十万分の一以下。それなのに特定の

仕事なら並外れた能力を発揮する」と神崎教授は舌を巻く。
(昆虫に学ぶロボット4へ続く、日経新聞参照)

* 虫の筋肉、動力源に、どこまで進む人の知恵

by refresh_light | 2009-05-25 13:33 | 社会経済 | Comments(0)
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