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道玄坂近所で自然治癒力アップの整体をやっています。
by refresh_light
<廃棄食料を考える>

渋谷整体おじさんの店へ来たお客さんが言っていました。 「今、日本は穀物から野菜まで、食

べ物の多くを輸入にたよっているが、相手国で気象異変とか紛争などがあったら、はたして今

の食生活を続けていけるのかどうか、とても不安だ」と。

日本の食料自給率はカロリーベースでたった39%。 食べ物の半分以上を外国からの輸入に

頼っています。アメリカの128%、フランスの122%の自給率とくらべてみても、先進国でこん

なに低い国は日本だけ。  味噌,醤油、蕎麦やうどんなどの伝統食品ですら、今や原料のほと

んどが輸入食材。 畜産品も海外からの輸入飼料がなければ、とてもまかなえない。

もし、世界のどこかで自然災害や戦争が起って、日本に食料が輸入されなくなってしまうと、あ

っという間に私達の食生活は、吹っ飛んでしまいます。

一方、日本は一年間に約2000万トン以上の食料を捨てている、といわれています。食べ残し

や、手をつけずに捨てられている食品は、なんと、その4分の1も占めるという。私達日本人の

心である、「モッタイナイ」の精神は、何処かへ置いてきてしまったのでしょうか。 現在、世界で

は8億人を超える人が、食料不足に苦しんでいます。 食品を無駄にせず捨てるのを減らし、そ

の分輸入を減らせば、それが他の国へ回り、多くの人の命を救うことにもなります。

(廃棄食料を考える 2へ続く)

by refresh_light | 2008-05-14 16:25 | 社会経済 | Comments(0)
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