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養蚕から学ぶ 2からの続きです。 信州伊那谷辺りでは年2回、春蚕と秋蚕を育てていましたが、温度管理がうまく出来れば、年4 回、更に夏蚕、晩秋蚕も育てられるようです。 今は時代も変わり、養蚕専門の農家は全国的にも珍しいようですが、戦前、日本の生糸輸出は 目覚しく、現在の自動車のように花形輸出産業で、外貨獲得の稼ぎ頭だったと聞いています。 従って、養蚕の農家では蚕をとても大切に扱い、蚕のことを 「お蚕様」 などと呼んでいました。 養蚕の思い出を書いていて、しみじみ思いました。 産業の変遷は恐ろしいもので、かって花形 産業であっても、工業化の進展、更に諸外国との競争等時代の変化で、たちまち斜陽産業化し てしまう現実。 炭鉱で栄えたあの夕張炭鉱の廃業。そして夕張市の破綻。 生糸、石炭、農 薬・肥料、ローカル鉄道、ミシン、ハタ織機、DDT,サッカリン、オキシュール、蓄音機、ステレオ、 大きな鏡台、オルガン、ワープロ、固定電話など、衰退または消えていくものは、数え挙げれば きりがありません。 時代の変化を素早く読み取ったり、嗅ぎ取る事は、企業経営者のみならず個人にとっても、非 常に大切なことですネ。
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| 2007-02-14 12:45
| 社会経済
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