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道玄坂近所で自然治癒力アップの整体をやっています。
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正社員でない人々への配慮を

今回の景気は、戦後最長の57ヶ月続いたいざなぎ景気を、昨年11月に抜き、もうすぐ60ヶ月

(五年)の景気持続ということになります。 前のブログでも記述したように、好景気を実感してい

るのは、大企業など一部で、自営業、中小零細企業、サラリーマンなどは、とても景気の良さを

実感できない、というが現状ではないでしょうか。 

大企業の業績は好調で、この3月期決算で過去最高の利益をあげる会社は、かなり増えること

が予想されています。  なかでも自動車や電子部品・機械部品等の輸出が好調で、円高基調

の長期化も手伝って、輸出企業の業績を押し上げています。

問題は、空前の利益蓄積をした大企業が、その一部をどのような形で、好景気を実感していな

い階層へ配分するか、ではないでしょうか。 設備投資や輸出が好調でも、わが国全体の消費

がなかなか伸びません。 伸びない理由は、増税・医療費負担・年金不安などで、サラリーマン

や庶民は消費を少し躊躇している、というような心理になっているのではないか。 特に、契約社

員、派遣社員、パート、フリーターなどは身分が不安定で、正社員に比べ、将来に対する不安

は深刻です。 格差の問題、消費の伸び悩みなどの問題を含め、少しでも展望が開ければ,世

の中もっと明るくなるのではないか。  そこで整体おじさんは思います。

消費を回復させ、好景気を少しでも伸ばし、多くの人が好景気を実感出来るようにすることは誰

でも願っていることです。  そのため、大企業は大局的立場から、自分のところで働いている、

前記のような正社員でない人々への温かい配慮(正社員化など)をまず実施すべきです。

そして正社員にも、人手不足で人材確保が難しくなった雇用事情を考慮し、何らかの配慮(賃上

げなど)を検討して欲しいと思います。 さらに、貯蓄から投資へという世界の流れに沿って、経

済発展に協力している、零細な株主への配慮(増配・株主優待など)もお願いしたいものです。

by refresh_light | 2007-01-07 12:31 | 社会経済 | Comments(0)
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