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料金は通常展で高校生以上が300円、小中学生が100円。低価格な点も学生などを 集める理由となっている。私設の目玉は漱石が当時、執筆などを手掛けていた書斎の 再現だ。門下生だった芥川龍之介の随筆などをもとに忠実に再現されており、鈴木さん も「漱石の生活を一目見たいという人が多く来訪する」と話す。地下1階には、漱石関連 の書籍を集めた図書館や講義室もある。近隣にある早稲田大学とはこれから勉強会も 検討するなど、単に漱石の記念館にとどまらず学術的な側面も持ち合わせる。階段で2 階の展示室に上ると、廊下の壁には漱石の名言集がかけられている。「自分に誠実で ないものは、決して他人に誠実でありえない」といった文言の前に、多くの来訪者は足を 留め熱心に眺めていた。 (漱石の面影、思いはせる4へ続く、日経:証券部、下村凜太郎氏資料参照)
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| 2018-02-02 12:48
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