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<iPS細胞は創薬にも応用5>

昨日、iPS細胞の臨床応用を進めるために、より安全で効率のいいiPS細胞を作る研究も
着々と進む。山中教授が07年に発表した人間のiPS細胞の作り方は、細胞に4つの遺伝子

を入れるものだ。というようなことを記述。その続きです。しかし、iPS細胞になる確率は
0.2%程度と低く、細胞のがん化も心配される。山中教授はその後、がん化の引き金とな

る遺伝子を別の遺伝子に代え、iPS細胞への変化を促す2因子を加えた手法を開発。iPS
細胞を備蓄する京大のiPS細胞ストックは、この6因子で作った細胞が使われる予定だ。

京大の高橋和利講師は、皮膚などの細胞に山中4因子を入れるとiPS細胞に変化する途
中で特殊なたんぱく質が作られ、4分の3はiPS細胞にならずに、皮膚などの細胞に逆戻り

することを発見。6因子にすると、逆戻りを抑えられると、6月に論文発表した。高橋講師は
「臨床研究をより安全にするため、iPS細胞ができる過程の基礎研究がなお必要だ」と話す。

(読売新聞、森井雄一氏、浜中伸之氏資料参照)

by refresh_light | 2013-07-20 13:08 | 社会経済 | Comments(0)
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