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日本で開発した逆浸透膜技術が、水不足に悩む世界各国から、命の水を作り出す装置 として注目を集めている。海水や生活排水を、直径約20センチ、長さ約1メートルの円 筒の中へポンプで送り込む。筒を通り抜けるだけで濾過され、一瞬で真水になる。内部 でフィルターの役割を果たし、不純物を取り除くのは、極小の穴が開いた「逆浸透膜」。 海水淡水化用の逆浸透膜製造ではシェア世界一の日東電工が、昨年開発した新製品 「SWC6 MAX」。 膜の表面を特殊な技術でひだ状にして、表面積を拡大することで、 一定時間の濾過水量が従来品の1.5倍に増え、塩分除去率は世界最高水準の 99.8%を達成。 逆浸透膜は1960年代に米国で発明された。海水を蒸発させ、その後冷却して真水に する従来の方法に比べ、低コストのうえ二酸化炭素も発生しないため、2000年以降、 主流になった。70年代から研究をはじめた当社は、ポリアミドと呼ばれるナイロン膜に 直径5~6オングストローム(1オングストロームは100億分の1メートル)穴を開けるこ とに成功した。 (生活廃水などを真水に2へ続く、読売新聞最前線資料参照)
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| 2011-06-08 15:29
| 社会経済
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