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今、日本は「人口減少」「経済成長」という相反的な課題を抱えながら、先の見えない霧の 中を漂流している。日本が目指す方向はいったいどこにあり、それはどのような姿なの だろうか。「新たな日本の姿を模索する議論を進めよう」という早稲田大学の呼びかけに 応じ、今の日本を代表する経営者たちが昨年、早稲田に終結。出席した経営者や有識者 たちは、企業が抱える問題点や改革すべき諸問題について、それぞれの立場から発言、 「魅力ある新たな日本社会の創出」について、熱い議論を繰り広げた。議長役を依頼され た伊藤忠商事の丹羽宇一郎相談役(現中国大使)が、その辣腕経営をほうふつさせる鋭 いテーマで議論の口火を開き、同大学商学学術院の内田和成教授がその一つの話題を 描くべき将来像へと導いた。そこで得られた結論を、一つの提言としてここで発表するこ ととしたい。 (日経新聞第1回早稲田会議の提言参照)
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| 2011-01-15 13:28
| 社会経済
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