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渋谷整体おじさん昨日、労働コストを下げるため、正社員を非正社員に切り替え る改革は、短期的には利益を生んだが、長期的には現場の一体感を損なうと いうようなことを記述。その続きです。 我々は明治以来の西洋に対する劣等感を払拭し、日本といういうユニークな 文明国の持つ強みと弱みについて、自己認識をしっかりと持つことによって、 はじめて欧米の後追いではない、独自の競争力を築き上げていくことができる のではないか。 日本文明の特徴として、次の5点を挙げたい。 第一は社会の継続性である。長期に社会が安定し、継続しているから、日本人 は信頼感に基づく「長期的関係」をビジネスの基本と位置付けてきた。第二は、 西洋とは違う独自の自然観を育んできた点。自然との調和を重んじる国民性は、 今後ますます重要になる地球環境問題の解決に大いに役立つだろう。 第三は、国民の旺盛な好奇心と、それを効率よく吸収する高い能力だ。 第四は、古くから、権威と権力が分離し、社会のバランスを保っていた点である。 独裁者が暴走しないのが日本型組織の特徴だ。第五は先に触れたが、 当事者意識の高さからくる現場での「問題解決能力の高さ」である。 (日本企業の底力4へ続く、三菱UFJリサーチ&コンサルタント理事長の 中谷巌氏の基調講演参照) * 日本の、独自の文化、大事な宝
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| 2009-02-01 12:35
| 社会経済
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