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渋谷整体おじさん昨日、百万都市だった江戸の上水道は、総延長が150キロメートルに達し、 世界最大の水道網だったことなどについて記述。 今日はその続きです。 人は、ただ走っていても生産に従事していても、エネルギー消費は同じ だから、製造のための動力エネルギー消費はゼロとみなせる。 また、商品の材料として使う植物の大部分は、せいぜい過去数年以内の太陽エネルギーの蓄 積によって育ったもの。 陶磁器や金属の原料になる鉱物の精錬・加工も、動力は人力で、熱源はカーボン・ニュートラ ルな燃料の薪炭。 カーボン・ニュートラルとは、植物の成長時、光合成でCO2を吸収するた め、植物を燃やした際にCO2を排出しても、大気中のCO2の濃度は、長期的に変わらないとい う意味。 つまり、現代の基準では、いずれもエネルギー消費ゼロとみなせるもの。 太陽エネルギーだけで出来た原料を使い、人間が自分の手足を動かして作る産業では、あら ゆる商品が、大きな循環構造の中で、ほとんど何も消費せずに生まれていた。 全体としては、 日光と水だけで植物が成長する自然現象と大差はなかったのである。 (江戸のリサイクル社会 4へ続く)
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| 2008-05-22 11:59
| 社会経済
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