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渋谷整体おじさんの店へ中年男性のお客さんが、「右肩が痛い、腕が良く上がらない」と訴えて 来ました。 思いあたる原因がないのに突然、「肩が痛くて腕が上がらない、背中に手をまわせ ない」などの症状がでるときは「50肩」が考えられます。 最近は症状が30代、40代にも多く見られるようになったため、40肩とも言われます。 何故、 症状が若年化しているのか。 肩疾患の専門家である昭和大学整形外科の筒井広明準教授 は、「現代人は運動不足になりがちなほか、便利な生活環境によって、体のバランス機能が衰 えているから」と指摘。 体のバランスを整える運動や生活習慣が予防に効果的といいます。 50肩は医学的には肩関 節周囲炎といいわれ、無理な運動などで肩関節の筋肉、腱などに小さな断裂などが起き、その ため炎症が起こって、痛みや運動障害が生じるもの。 事務作業をする人や主婦など、激しい運動をしない人にも多く見られるのは何故か。 筒井氏が指摘するのは、「スポーツ選手や農業などに従事している人より、一般の人の方が気 づかないうちに、肩の関節を酷使している」ということです。 例えば、事務作業やパソコン操作などは、決して関節を壊すような激しい動作ではないが、片 方の腕だけで同じ動作を一日中繰り返すことは、相当な肩関節の負担。 主婦が洗濯物を干し たり、台所仕事をしたりするのも同様。 こうした生活を続けると、気づかないうちに左右均等に できているはずの筋肉のバランスが崩れ、その歪みが一方の肩に集中、肩関節の状態は少し ずつ悪化する、というもの。 (バランス機能の衰え 2へ続く)
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| 2007-12-10 12:24
| 整体と健康
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