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食の歳時記、師走からの続きです。 正月とは、お正月様(歳神)がやって来る日を祝う、神迎えの行事。 元旦に飲む「お屠蘇(とそ)」は、中国の三国時代の名医「華陀(かだ)」が処方した調合薬から 始まり、「屠」は鬼を屠殺し、「蘇」は魂を蘇生させるという意味で邪気を払い、一年の健康を祈念 します。お正月の食べ物といえば「お雑煮」。 地方色豊かで、だし、もち、具などそれぞれの 地方にあったものが受け継がれています。 関東のすまし味、関西の白味噌し立て、関東の 角もち、関西の丸もちなど特色があり、各家庭それぞれの味や工夫が生かされています。 「おせち」は現在、一般に伝えられている形式は、江戸時代の武家作法が中心。 「祝い肴」は武家の祝い膳から転じたものを主体にし、勝ち栗・スルメ・ごまめ・数の子・昆布など で整えます。 正月7日は「7草粥」を食べる日。「セリ・ナズナ・ゴギョウ・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずし ろ」は、春の7草といわれますが、これは江戸時代からのもの。 春の若葉を摘んで、粥に入れ て食べる習慣は、大陸から渡り鳥によってもたらされる疫病から身を守るとされ、昔の人は、緑 黄色の草や葉は万病を防ぎ、身体に良いことを知っていたようですネ。
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| 2007-12-04 12:22
| 社会経済
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