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東京都の水道を世界にPR からの続きです。 昨日「世界大都市気候変動サミット」で、東京都 の水道事業で水資源を有効活用している、という話が出たことを述べました。 今日は、その有効活用の具体例です。 都の水道局によると、昨年度の都の漏水率は3.6%です。 これに対してロンドン26.5%や ロサンゼルス9%、モスクワ9.9%などで、世界の主要都市に比べ都の漏水率は、格段に低く なっています。 水道事業では、給水所から水道管にポンプで配水する際に、大量の電気エネ ルギーが費やされるため、漏水率の低減はエネルギー消費の抑制にもつながります。都の漏 水率は50年前に20%でしたが、吸水管のステンレス化や漏水個所の修繕を繰り返し、3%台 に改善されました。 改善分は約250万人都市への配分量に匹敵し、CO2に換算すると年 間7万3000トン、乗用車3万台の排出量を削減した効果があるようです。 また、知事は大規模ビルで、一度使用した水を処理してトイレの洗浄水や植栽への散水に利用 する都の取組みについても、水の循環利用のモデルとして同会議で紹介したようです。
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| 2007-06-24 12:21
| 社会経済
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