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渋谷の整体おじさん、東京の文京区にある椿山荘にはいろいろの想い出があります。 以前、家族ぐるみの懇親パーティーに招待され、子供達と一緒に出席したり、地方の友人から 「夫婦で一泊出来る椿山荘のチケットを持っているが、その日が急用で東京にいけない、チケッ トを送るので有効活用して欲しい」と言われ、急遽、椿山荘に妻と一泊したことなど、都内のホテ ルのなかでも何かと縁の深いところです。 その椿山荘が、初夏の風物詩で恒例となっている、「蛍の夕べ」を今年も開催するようです。 椿山荘に蛍が飛び交うようになったのは、今から約50年も前のことです。戦後、空襲で荒廃し た名園を復興した際に「都会の子供にも蛍を見せたい」と願い、「蛍の夕べ」をはじめたと言われ ています。 蛍のひかりは、幻想的で、思い出と夢を運んでくれます。 蛍は、美しい水にしか棲まないようです。 その水をつくるのに、庭園は多くの改修を重ね、蛍が 好む小川の水量や水質にするため、秩父山系の湧き水を汲み上げ、本格的な飼育環境を造っ た、と聞いています。 今年の夏は新たな試みとして、蛍や庭園の魅力をもっと伝えたいと、蛍に詳しい椿山荘のスタッ フが、自らガイドを務めるようです。渋谷の整体おじさん、この夏はゆかたに着替えて、夕涼み の気分で、小川のせせらぎ辺りを飛び交う蛍見物に行きたいものです。
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| 2007-05-28 10:08
| 道玄坂周辺
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