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和食の薦めからの続きです。 次に、東北大の 宮沢陽夫教授は、欧米食と現代日本食、さらに‘60年代の日本食の3つを比 較して、以下のように述べています。 3つを比較すると、5つの項目 (ストレス性、脂質過酸化、脂質蓄積、コレステロール蓄積、生 活習慣病の危険性)で、‘60年代日本食の値が最も低く、逆に、糖質・脂肪酸の代謝、健康上 の有益性で、最も高い値を示しています。 即ち、‘60年代の日本食は太りにくく、長寿にも寄 与するメニューと言うことになります。‘60年代の和食には、ストレスの軽減、即ち心に良いとさ れる成分も沢山含まれています。 漬物や米の胚芽、完熟トマトを食べるとイライラを解消し、リラックスをもたらすギャバ、緑茶で は同様の作用を持つテアニンがとれます。 他にも、大豆にはストレスホルモンを減らす大豆 イソフラボン、味噌汁などで食べるワカメには、ストレスで対外に排出され易いマグネシウム、魚 には過食を防ぐヒスチジンや攻撃的な気持ちを静めるDHAが豊富です。 ‘60年代の日本人の多くは、日常の食事でこうした抗ストレス機能を持った成分を自然に摂取 していました。 近年の、いわゆる「切れ易い人」の出現は、こうした抗ストレス食材から遠ざか ってしまったことにも、一因があるような気がいたします。 整体おじさんの店へくるお客さんで、今、仕事のストレスが溜まっているとか、対人関係でストレ スぎみ、などと訴える方が増えています。 抗ストレス食材が和食の味噌汁、ワカメ、魚などに多 いというのは、健康管理でヒントになりますネ。 (和食の薦め 3へ続きます)
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| 2007-03-03 15:08
| 食べ物
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