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「ユイ」・・子育ての原点からの続きです。 昨年暮れ、新しい教育基本法が成立、公布施行されました。 その中では、公教育の再生とともに、子供を取り巻く一番身近な環境である家庭や、地域社会 の役割の重要性を訴えています。 また子育ての素晴らしさ、家族の価値を社会全体で共有で きるような意識改革に取組む姿勢も示されています。 それにしても、本当の子育てのお手本は、かっての農村の大家族の中にあったような気がしま す。 大家族の家の中では、おばあちゃん、おじいちゃんが孫の面倒を見ながら、自らの育児 経験を子供夫婦に話し、自然な形で次世代の子育てを応援する姿がありました。 ところが、こ うした家族の風景は、核家族化の流れの中で失われていくことになります。 現代の日本社会、 家庭や地域が求めているのは、まさに私たちの記憶の中にあるかっての農村の「ユイ」の風景 です。 当たり前の家族・親戚・近隣関係です。今、社会の中で起こる殺伐とした事件、子供が 犠牲になり、虐めにあっている生徒が自殺、そして親と子、夫婦、兄妹が信じあえないことから 起こる痛ましい出来事、これらを伝える報道に触れる度に、古き良き田舎の農村風景が思い出 されます。 多世代が同居する暮らしには、今後益々進む少子高齢化社会における、社会福祉という観点 からもいろいろいいところがあります。 それは単に親の世話、介護という問題だけではなく、女性の社会進出も可能にし、家族の生き がいや心の安らぎ、互いの幸福を共に育む助け合いの精神が芽生えます。 日本の将来を左右する教育の問題、大切ですネ。
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| 2007-01-21 12:13
| 社会経済
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