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読売新聞社が行った「団塊世代へのアンケート」の結果が、11月17日の朝刊に出ていました。 団塊世代は、戦後日本の牽引車の自負があり、この世代の行動は社会的にも、経済的にも大 きな影響を与えました。 団塊の大量退職を前に行ったこのアンケート(2638人の回答)は、そ の思いがよく出ていて、いろいろ参考となります。 整体おじさん、このブラス面とマイナス 面に分けられているアンケートを、順位の上位から下位へ、それぞれ文章に置き換えてみまし た。(「 」内はアンケート回答の部分です) プラス面として、日本が「物質的に豊かな社会になった」(1位)のは、 「技術革新や情報化が 進み」(2位)「女性の社会進出も進んだ」(3位)ためでしょうか。 そして、「新しい流行やブームが次々と生まれ」(4位)、「個人の権利・自由が尊重される社会に なった」(5位)こともあります。 そのため、「日本の経済力が世界でトップクラスになり」(6位)、「着実な成長が続き、安定した 社会になった」(7位)のは、「伝統的な因習,しきたりからの開放が進んだ」(8位)ことや、「都市 と農村の格差が小さくなった」(9位)ため、と考えられます。 反面、マイナス面としては、「モラルや道徳心が失われ」(1位)、「将来に希望が持ちにくい社会 になった」(2位)ようです。 地域社会のつながりが薄れてきた(3位)のと同時に、家族のつな がりも薄れてきて(4位)、過度の競争社会を生んだ(5位)とも言えます。 更に、真面目に努 力することを軽んじる風潮が広まって(6位)、子供の学力が低下した(7位)こともマイナス面で す。 また、土地の投機や株への投資に走る(8位)人が増え、豊かさに安住し、社会の改革が 進まなかった(9位)、と言えるのではないか。 戦後の日本の変化を、あえて一言でいうならば、プラス面・マイナス面のそれぞれ1位をとって、 「物質的に豊かな社会になったけど、モラルや道徳心が失われた」ということに、なるのでしょう か。
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| 2006-11-19 12:08
| 社会経済
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