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道玄坂近所で自然治癒力アップの整体をやっています。
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野沢菜の油炒め
野沢菜を漬ける からの続きです。 

漬けてから約1ヶ月程経った頃から食べられますが、 2ヶ月程経つとお菜の色はベッコウ色に

変わり、一段と美味しい野沢菜漬けとなります。

東京のスーパーなどで買った野沢菜と、信州で桶から取り出したばかりの野沢菜とは、何故か

少し味が変わります。 信州の野沢菜をビニール袋に入れ、この袋に桶の汁も入れて、東京へ

持ち帰って食べても、味は少し変わってしまいます。 不思議なことなので調べてみました。

野沢菜漬けは、漬物を桶から出して30分以内に食べるのが一番おいしい、とも書いてありまし

た。 それを過ぎると、少し味が変わるようです。  桶から出したものは、空気に触れると酸化

が始まり、表面が乾いてしまうからです。 また、野沢菜漬けは温度にとても敏感で、 野沢菜

発祥の地、野沢地方では、家の中で一番温度の低い安定した場所へ、野沢菜の漬物を保存し

ます。 東京などの暖かく、暖房の効いた部屋では、酸味が抜けますので、保存に注意したいも

のです。 やむなく酸味が落ちた野沢菜を、美味しく食べる方法を次に紹介します。 

まず、野沢菜を細かく刻み、水に浸し、塩出しをします。 この野沢菜に、大根の葉・油揚げ・山

菜などを混ぜ、ホウロクで油炒めに。 調味料は、鰹節としょうゆを使います。

出来上がった野沢菜の油炒めは、田舎風の珍味で古くからある料理。

整体おじさん、この野沢菜の油炒めも大好きです。

by refresh_light | 2006-11-11 09:25 | 田舎 | Comments(0)
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