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過日、整体おじさんの店へ来たお客さんが、施術を終え、コーヒーを飲みながら言いました。 「先生の手の温もりが、とても気持ちよかった」と。 このことは整体おじさんにとっては、とても 嬉しく、有難いという思いがいたしました。 ツボをグウーと押さえて、アアー気持ちいいと言われるのも、嬉しいのですが、手の温もりが気持 ちよかった、と言われると、又違った響きがありとても嬉しいものです。 何故なら、「手の温も り」という、言葉のなかに、何ともいえない温かな意味がこもっている気がするのです。 人の体 の一部がつらいとき、例えば肩の肩甲骨あたりが固くなっているとき、そこに掌を当てると、筋肉 とかスジが何か語っているように感じられるときがあります。 その語らいをよく聞き、あるときは その固い筋肉と会話しながら、こちらの手の指や掌で、そこをグウーと押さえたり、やさしく揉み ほぐしたり、摩ったりすることがとても大切です。 温もりのある手で、相手へのやさしさを込めて。 一方、現在、指圧・マッサージ・整体などをやってくれる機械が、次々と開発され、メーカーも活 発な営業活動を展開しています。 一般の家庭では、少し前に買ったマッサージ機が、もう古臭 くなり、最新のものに買い換えたくなる、などの話をよく聞きます。 メーカーも、人の手の動きを科学的に分析し、出来るだけ人の手の動きに近いような動作研究 を行い、実用化に向け努力しています。 更に、ツボの刺激ということについて、機械がどこまで 出来るか、別の視点からも研究しているようです。 でも、整体おじさんは、考えます。 いくら人に近い動きをする機械が出来ても、人の「手の温もり」「やさしさを込めて」、会話をする ような感じでやってくれる機械は、そう簡単に出来るとは思えません。 だって、相手への温もり とかやさしさというものは、たぶんに人の精神的なものなのだから、と。
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| 2006-10-29 11:54
| 整体と健康
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