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道玄坂近所で自然治癒力アップの整体をやっています。
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沖縄・・水と野菜 その2

沖縄・・飲み水で苦労 その1からの続きです。

沖縄は、亜熱帯気候で常夏のようなところ。 冷たい水はのどに最高の潤い。

整体おじさんが勤務していた頃は、冷蔵庫はまだそれほど普及しておらず、持っている人は一

部の上流階級のみ。  ペットボトルも今のように無かった沖縄。 夏、冷たい水を飲もうと思っ

たらもう大変でした。  冷たい水を飲むことは諦め、沸かしたお茶で我慢する同僚もいました。

あるいは、遠くの店から氷を買ってきて、一旦沸かした湯を、時間をかけ冷やして飲む人もいま

した。  現在だったら笑い話になってしまいますが。

整体おじさん沖縄の食べ物でも、いろいろ体験しました。

まず、野菜。 前日のブログでもふれましたが、沖縄はさんご礁で出来た島。 土は白っぽく、石

灰石のように硬いところもあり、土壌はあまり肥沃とはいえず、農業を営むにはあまり適地とは

いえません。 このため、サツマイモ、ジャガイモ、人参、ごぼうなどのように、土の下で成育す

る果実、即ち、いも類などを畑で作っても、収穫量が少なく、作る農家も限られます。 では、地

上の作物ならどうか。

暖かい沖縄なのだから、地上の葉物類、即ち野菜のようなものを作れば、ということになるので

すが、これがまた駄目なのです。 沖縄は一年中気温が高く、1月に桜が咲き、花見が出来ると

ころ。 植物の繁殖も盛んなのですが、虫などの繁殖も年間を通して、盛んなところです。 

本土と比べると、亜熱帯の良く知らない虫までいて、葉物野菜がやられてしまいます。 

結局、沖縄は気候のいいところなのですが、砂糖きびやパイン、タバコ葉など例外的な物の栽

培を除き、農業にはあまり適しているとはいえないのではないか。 (沖縄その3へ続きます)

by refresh_light | 2006-10-22 11:07 | 社会経済 | Comments(0)
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