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大豆の確保に不安を感じる、というブログの続きで(その2)。 日本は、穀物消費の大半を輸入に頼っています。 小麦、トウモロコシ、大豆等穀物の自 給率はかなり低く、アメリカ127%、ロシア106%、中国95%、日本28%で、主要国の 中で極端に低い水準といえます。(農水統計2001より) 一方、総合商社は、穀物自給率の低いわが国へ、海外から安定的に食料資源を供給す るという大事な役割を果たしています。 かって、総合商社は冬の時代といわれ、厳しい経営を迫られた時がありました。 また、 外国に商社というものが存在しないこともあり、日本で商社不要論まで出たことがありま した。 しかし、今、日本では商社不要論どころか、産業界が商社の事業に、期待をよせ ているという状況になってきました。 総合商社は、世界のあらゆる場所で事業を展開 し、日本に必要な、原油、天然ガス、穀物など貴重な資源を、世界中から探し・わが国へ 供給することから、政府も総合商社に期待しています。 総合商社は、世界の隅々ま で築いた情報ネットワークと、膨大な資金力が武器。 穀物をはじめ石油・天然ガス・非 鉄金属・鉄鉱石・魚類・機械等の輸入や輸出、多国間貿易のほか、原油・天然ガス開発 の権益確保のため、外国と衝突したり、時にはカントリーリスクも覚悟で、挑戦していま す。 総合商社は、商事といえば三菱商事、物産といえば三井物産というほど有名です が、これらに続く住友商事、丸紅、伊藤忠などにも高い期待がよせられています。 今後、日本の穀物の確保は、経済の発展が目覚しい中国の動向、世界的なバイオエタ ノール燃料の普及に、かなり左右されそうです。 渋谷の整体おじさん、大豆が必要な分確保出来、安心して納豆等が食べられるよう願っ ています。
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| 2006-10-01 18:59
| 社会経済
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