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<予測困難な時代に思う7>

織田信長と豊臣秀吉は、どちらも心の底深く現世のはかなさを痛感しながら、不思議にもま
さにその思いを梃子にして、現世を成功目指して闘っていたのだった。そういえば無常観の

本家のような鴨長明の「方丈記」も、この観点から読み直すと暗示的である。長明は現世の
無常を口をきわめて罵り、それを逃れた静寂簡素のわび住まいを讃えあげたすえに、しかし

そういうわび住まいに淫するのも執着の一種であり、仏の道に反すると述べて終わるので
ある。思えば19世紀から20世紀にかけて、人類は科学技術の進歩を信じて基本的に楽天

的に生きてきた。現に人類の全体を見れば、工業と医学の進歩は、社会を豊かにし人生を
長くしてきた。だが20世紀も後半から、この進歩主義に疑いが芽生え、にわかに極端な悲

観論が渦巻き始めた。(予測困難な時代に思う8へ続く、山崎正和、日本芸術院会員・サント
リー文化財団副理事長・大阪大学教授資料参照)
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by refresh_light | 2014-02-24 13:00 | 社会経済 | Comments(0)
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