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昨日、市場でいう需給逼迫は、あくまでも将来の供給不足の懸念だ。「将来起きるかもしれ ないことが今の価格に翻訳されている」 というようなことを記述。 その続きです。 08年に原油相場が高騰した時、国際的な石油会社のトップはこう語っていた。 この説明は、今の穀物価格にも当てはまる相場の本質だろう。国際商品相場のもうひとつ 問題は、変動幅が極めて大きくなっていることだ。例えば08年7月に1バーレル147ドルの 市場最高値を付けた原油相場は、30ドル前後まで下がり、最近は再び100ドルを上回る。 世界的な投資家ソロス氏は「変動幅の拡大は、商品先物が機関投資家の投資対象資産に なった結果だ」と断じている。この10年足らずの間に、商品先物市場はヘッジファンドや年 金などの巨額資金の流入・流出に左右される金融市場の一部になった。金相場の動きには 独自性があるが、原油、穀物、金属など個々に需給状況が異なるはずの商品の値動きが、 似てくる傾向も強まっている。商品指数連動型の投資の拡大によって、連関しやすくなった と考えられる。 (食糧高に揺れる世界5へ続く、日経新聞23年5月「核心」記事資料参照)
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| 2012-03-03 12:12
| 社会経済
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