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前回、足の筋肉には、下半身に送られた血液を循環させるポンプの役割がある、というよ うなことを記述。その続きです。 「足の筋肉が収縮することで、血液を重力に逆らって心臓へと送り返すメカニズムのため、 足の運動量の低下は循環機能に直結する。足は動かすことが必要だが、そもそも筋肉量 が落ちてしまえば、ポンピング機能の力が弱まって全身の循環に悪影響がでることになる」 と指摘。「また、全身の筋肉が少なくなってしまうと、体全体を温めるために必要な熱が生 まれにくくなる。そして少ない産熱量で体温を維持しようとして、皮膚の血管が過度に収縮 してしまう。特に手足の血行が悪くなって冷えやすくなる。もともと女性に冷え症が多いの は、筋肉量が少ないことが一つの原因と考えられる。ただ、最近では男性でも自分は冷え 症だと自覚している人が増えているようだ」と彼末教授はいう。 (二本足の人間の特徴4へ続く、早大スポーツ科学学術院・彼末一之教授資料参照)
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| 2011-10-03 12:38
| 整体と健康
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