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昨日、日本は技術力に優れる一方で、ビジネスモデル競争に弱いことも指摘されている、 というようなことを記述。その続きです。では、どうすれば日本は元気になるのか? まずは日本の風土大革命が必要だと考えている。成功した人を尊敬し、日本に企業家 精神を育むことが大切だ。また、狭い部分最適を追求するのではなく、会社全体や社会 との調和を尊重し、世の中に貢献する広い視野に立った経営が、今こそ求められている と思う。現代経営学の父ドラッカーは、「利益は企業にとって目的ではなく、条件である」と 指摘しているが、利益の本質を見失うことなく、真の企業価値であるコーポレートブランド を核とした、ステークホルダー(企業の利害関係者)との共生を促進すること、 そこに 日本企業再生の突破口があるのではないか。 そして、企業だけではなく、生活者の側も、「企業VS生活者」といった二項対立軸で捉え るのではなく、一緒にいい製品をつくり、その利益を社会に還元することで、効用を高め ていくという考え方が今後大切になるのではないか。 (一橋大学院商学研究科、伊藤邦雄教授基調講演参照)
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| 2010-11-09 12:01
| 社会経済
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