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<蓄電池、一家に一台の時代が4>

昨日、大型蓄電池の普及は、次世代送電網の実用化では欠かせない、というようなこと
を記述。その続きです。

野村證券金融経済研究所によると、日米欧の次世代送電網に関する投資額は、30年ま
での累計で1.25兆ドルに達し、そのうち蓄電池は全体の約6割を占めると予想。実用化

の課題は、まず製造コスト。大型リチウムイオン電池を作るのに、現在1キロワット時あた
り約10万円。家庭用が5キロワット時だとすると、製造コストは1台あたり50万円にもな

るので、製造コストの低減が必要だ。寿命の問題もある。日立製作所が、大型リチウム
イオン電池の寿命を10年に延ばすことに成功しているが、太陽光発電の寿命が20年で

あるため、現状のままだと買い替えが必要になる。政府が掲げる2020年に、温暖化ガス
を90年比で25%削減する目標の達成には、太陽光発電の普及が欠かせず、環境省は

05年に26万世帯だったのを、1千万世帯に増やす必要があるとしている。リチウムイオン
電池は急速に進歩し、街に蓄電池があふれる日はそう遠くないはずだ。
(日経新聞「次世代送電網の普及後押し」参照)

by refresh_light | 2010-08-30 12:29 | 社会経済 | Comments(0)
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